pipipiiqiqiqのブログ

公立校出身の浪人生による京大医学部受験記録です。受験生の役に立てればと思ってます。

現役時代に主に使用した参考書レビュー~数学編~

チャート式1A

 

チャート式基礎からの数学I+A

チャート式基礎からの数学I+A

  • 発売日: 2019/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

まぁ説明の必要のないくらい超有名どころですよね。こちらは高校受験後に書店で購入して高校入学してフォーカスゴールドを貰うまで使用しました。

フォーカスゴールドと比べ基本的な定理などの証明も載せてありますし、web解説も充実してるのでこれだけでも勉強しやすいと思いますが、ただやはり独学用のためのものでもないので、これだけじゃ分かりにくいなとおもうなら教科書やより丁寧な下記のマセマなどと併用することがおすすめです。

 

スバラシク面白いと評判の初めから始める数学1

スバラシク面白いと評判の初めから始める数学1

 

 

 

フォーカスゴールドⅠA、ⅡB、Ⅲ

Focus Gold数学I+A―新課程用

Focus Gold数学I+A―新課程用

  • 発売日: 2011/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

Focus Gold数学2+B

Focus Gold数学2+B

  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

Focus Gold数学3

Focus Gold数学3

  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

こちらも有名な参考書ですね。これらは学校で配布されたのでつかっていました。(ただしⅢは目を通しただけです)

チャートと比較すると問題数が若干多く網羅性も少し高いと思います。ただ解説はチャートの方が親切な気がします(フォーカスの解説も十分親切ですが)し、チャートはweb解説が充実してるので、人によってあうあわないがあると思いますね。

 

 

鉄緑会の参考書・配布プリント

かなり質が高いです。受験に必要な事柄が体系的にまとまられており、問題数も問題の質も高くかなり良いです。ただ、高2の問題集はメチャメチャ難易度が高い問題が混ざっており受験に必要ないのでは?といったレベルのものもしばしば、、、

塾に地理的条件で通えない人や参考書だけほしい人はなんとかしてこれらを手に入れることがおすすめですが、、、それが困難な場合下記の参考書がおすすめです

  入試数学の掌握

テーマ別演習① 入試数学の掌握 総論編 (YELL books テーマ別演習 1)

テーマ別演習① 入試数学の掌握 総論編 (YELL books テーマ別演習 1)

  • 作者:近藤至徳
  • 発売日: 2011/09/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

テーマ別演習② 入試数学の掌握 各論錬磨編 

テーマ別演習② 入試数学の掌握 各論錬磨編 

  • 作者:近藤至徳
  • 発売日: 2012/01/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

テーマ別演習3 入試数学の掌握 各論実戦編

テーマ別演習3 入試数学の掌握 各論実戦編

 

この参考書は元鉄緑講師によってかかれたもので、鉄緑と同じ問題をあつかってることも多く、記載されている内容も似たところが多いのでおすすめです。(というか元々内部生用に配布された冊子がもとになってるようにようなんで当然ともいえる?)

ちなみに鉄緑生も使っている人が多かったです。

ただし、やはり難易度はかなり高いのですでに基礎がしっかりしていて応用もある程度はできるようになってから手を出しましょう。

 

 

新数学演習

新数学演習 2019年 10 月号 [雑誌]: 大学への数学 増刊
 

はい、こちらも難易度が高いことで有名ですね、ただ少し前に改訂が入ったようで巷で言われる理3受験生専用みたいなものではなくなりました。(それでも難易度は高め)

少し余裕があり演習を積みたいひとにおススメです。

もう少し優しめの演習を積みたい人は下記の参考書もおススメです。

 

東大数学の過去問

 

 

東大の文系数学27カ年[第10版] (難関校過去問シリーズ)

東大の文系数学27カ年[第10版] (難関校過去問シリーズ)

  • 作者:本庄 隆
  • 発売日: 2020/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

東大数学です。東大数学はかなり問題の質が高くこれをしっかり解くことで結構な数学

力がつくと思います。この問題の質の高さというのが、東大の過去問が誘導付きで、名古屋大などの旧帝国大や京都府立医科大学などの超難関校でも出題されたりするほどです。

 

東大の過去問は鉄緑会のものが圧倒的におすすめです。他にも駿台青本や赤本などがありますが、それらよりも解答が圧倒的に丁寧です。一つの問題に5個も六個も解答がついてるのがザラで、エレガントなものから自然な発想によるものまでが紹介されてます。それに難易度評価もそれぞれ計算量、発想のしにくさ、論理、必要時間を10段階で評価されており何がどう難しいのか把握することが可能です。

 

 

最後に

数学はやはり一門一門しっかり思考して理解することが非常に重要です。私はこのことに高3になってから気づきかなり苦労しました。しかし、しっかり理解することを意識することで現役で東大模試京大模試でも数学の偏差値は70を超えることができました。ただ数学に勉強時間をとられ物理や国語などの他教科の勉強時間が減ったせいなのか現役では京医を不合格となりました。高2の時からきづいていれば高3でもっと他の科目に勉強時間をあてることができたのになぁともいます。

皆さんにも僕と同じ失敗を繰り返さないように、早い段階から一門一門の理解や問題の意図を意識して数学の学習をすることがおすすめです。