東大模試を細かく比較してみた!!各予備校の東大模試の特徴と傾向は?英語の配点が違う?
「東大模試って色々ありすぎてどれを受けたらいいか分からない・・・」
こう考えている人は非常に多いと思います。
なので今回は
- 各模試の問題の難易度と特徴、違い
- 受験者数
- 採点の特徴
に分けて説明していこうと思います
東大模試の特徴
- 本番が全科目問題が難しいので当然模試も難しくなる
- 東大模試ということでどの予備校も本気で作るので質が高くなりがち
- 東大が公表してないので英語の大門の配点がさまざま
- 英語の大門の配点が各模試や回によって違う
- 作問担当講師が変わって傾向が変化することもある(とはいっても大きくは変わらない
河合塾の東大オープン
河合塾の東大オープンの特徴はざっくり書くと
- 受験者が東大実践模試に次いで二番目に多い
- 冊子掲載はA判定全員
- 夏模試の返却が二か月かかる
- 英語の採点がより本番に近く丁寧
- 英語が難しくなりやすい
- 夏模試の数学の難易度がやさしめになりやすい
- 数学の採点が甘め
- たまに物理が鬼難易度になる
- 物理では記述しないと減点される
- 化学は量・難易度ともに本番に近い
これらは傾向であって、絶対ではないです
また特に注意しておきたいこととして
秋模試では数学がやさしめとは決して限らない
ということには非常に注意しておいてください
駿台の東大実戦模試
- 駿台の東大実践模試の特徴をざっくりいうと
- 受験者が一番多い
- 返却は一か月ほど
- 冊子掲載がA判定の中の上位層のみ
- 夏・秋関係なく数学が難しくなりやすい
-
英語の難易度は標準的であることが多い
- 英語の採点も標準的
- 秋模試の化学の問題量が鬼畜になりやすい
- 物理も標準的な難易度と量になることが多い
- 物理では記述なしでも点をくれる
とまぁこんなところですね、ただ先ほども言いました通りこれは傾向であって絶対でないということは非常に注意してください
東進の東大本番レベル模試
- 東進の東大本番レベル模試をざっくりいうと
- 受験者数が二番目に少ない
- 返却が早い(二週間ほど)
- 冊子掲載はない
- 数学の難易度が基本的に鬼(理1の合格者平均が2割ちょいになったりすることも・・
- 数学の採点が少し厳しめ
- 英語の難易度は易しめ
- 英語の採点がザル
- 物理は良問であることが多い
- 物理では記述しなくても減点されない
- 化学では量は本番に近いが難易度は本番よりも高い
代ゼミの東大プレ
代ゼミの東大プレの特徴をざっくり言うと
- 受験者数が非常に少ない
- 返却速度はふつう
- 問題の質はけっして悪いということはない
- 問題の難易度は夏は易しめで秋は回によって違う
とまぁこんなところですね、ただ先ほども言いました通りこれは傾向であって絶対でないということは非常に注意してください
一番気にすべきなのは判定ではない?
皆さん判定というのは非常に気にすると思いますし、実際大体あてになるます。
しかし絶対ではありません。
判定が悪い場合、確かにE判定からの合格はかなり厳しいです。
しかしD判定なら4人に一人程度は合格するのですから現役の人たちはD判定なら土俵には立ててると考えていいです。
あきらめるのは自由ですが、可能性はなくはないです。
判定が良い場合、これは少し特殊な例ですがある年の東大オープンの結果を見てみましょ。
理1A判定が918人います、A判定の定義からするとこの中から少なくともだいたい735人も合格することになります。
はたして本当でしょうか?まぁありえないですよ、さすがに。
A判定でもギリギリなら本当に8割の確率で受かるわけでないということです。
じゃあなにが重要なのか?
それは個人的に得点と順位だと思います。
必要な得点、例えば理1なら200~230以上とれているかどうか、またあとどの問題をとけていればその点数を超えることができたのか。そのためにどう立ち回ればよいか。これらを意識することが重要でしょう。
それと順位も重要といえます。実践模試や東大オープンでは受験者数が多いので、自分が定員以内に入ってるかどうかも意識するとよいと思います。
また傾向については各予備校が販売している模試の過去問も参考にするとよいでしょう。
最後に
この記事がお役に立てならうれしいです。受験生の皆さんにはこれからも合格に向けて引き続き頑張ってください!!